一日一捨 ACT5
2012年 06月 17日
前回の宣言通り、ついにクローゼットの中にある
プラスチックケースに手を付けだした。
いわばコイツはラスボスみたいなもので、
いよいよこの掃除も佳境を迎えたわけだ。
とは言え、さすがに数が多いので
休日以外は文字通り一日一捨程度。
その休日も近頃は激減中なので、戦いは長期戦の様相を呈している。
最近はふとむなしくなることも多くなった。
「俺の部屋にしちゃ、もう十分きれいになったじゃないか。
これ以上捨ててどうする?」
と、どこかから自分の声が聞こえてくる。
でも、でも、という自分がいる。
それで気がついた。
無意識に、自分の部屋をなんとかして
別物のようにしたいと考えているのではないだろうか。
別に何が嫌なわけでもない。
それでもきっと何かを大きく変えたいのだ。
自分の中の何かを、大幅にいじりたいのだ。
などと書きながら考え込んで脱線してしまったが、
掃除は続けている。
今まではモノが多かったのでただ捨てる作業ばかりだったが、
ボチボチ物も減ってきた。
ここからは具体的にどこに何を入れるのか考える必要が出てくる。
クローゼットが全部カラになったら、
最高の気分になるだろうし、部屋も一気に印象が変わるだろう。
そこまではとにかく我慢。
大事な物を残しつつ、よけいなものだけを捨てて。ただ一心に続ける。
あと半年もすればケリがつくだろう。