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トゥーワールド2

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「Two Wolrds 2 トゥーワールド2」(PS3)をクリア。
いわゆる「オープンワールド」と呼ばれるジャンルのゲームである。
前々から一度やってみたいと考えていたので、
そこそこ評判のいい同作を手に取った。値段は1,400円ほど。

ぶっちゃけた話、僕はこのゲームに一度飽きた。
開幕からストーリーが理解不能なのだ。
日本で未発売の「1」の続きなのかどうかは判断しかねるが
とにかく、最初の一時間は話の流れに全くついていけず
「これは、やっちまったな……」とプレーを中断してしまった。

だが、ほかのレビューなんかを見ると
「序盤のチュートリアルが終わって大陸に移動してからが本当のスタート」みたいなことが書かれている。
しょうがねえ、面白かったらラッキーくらいのつもりで続けてみるかと
大陸に移動してみたら、これが見事にはまった。

広い世界を歩いて人に出会い、モンスターに出会い、街を見つけ、また人に出会い。
時には協力し、信頼を得、時には脅し、脅され、時には殺し、殺され……。
基本的に小さなクエストをくりかえしてストーリーを進めていくのだが、
楽しいのはその合間。とにかくできることが多い。
強い武器を作りまくるも良し、また誰かから奪うも良し。
魔法を合成しまくって自分好みの魔法を作り、町の人やモンスターにぶっぱなしてみるもよし。
アイテム調合のために植物を採取し、市販よりも性能の高いポーションを作るもよし。
大陸を意味もなく一周する旅に出てもよし。
民家に忍び込んでアイテムをひたすら盗みまくるもよし。
何をしてもOK。

僕にとってこれはとても衝撃的であった。
はっきりいって、ストーリーは陳腐かつ薄っぺらいもので、
もはやゲームをする上でのモチベーションにならないレベルである。
しかし、本来メインストリームであるべきそれを
オマケ程度にしてしまうほどの多彩な魅力を感じた。

また、クエストも結末がいくつか用意されているものがあるようで、
プレイヤーの判断次第でどういった展開になるのかが変わる。
基本的に旅先で出会った人々はよく裏切るので油断できない。
この緊張感も非常によかった。

魔法の設定も非常に多彩で
ある程度の法則さえ覚えてしまえば、自由自在に魔法を作れるようになる。
ただ飛んでいく魔法にホーミング性能をつけてみたり、
魔法そのものが複数飛んでいくように設定してみたり、
魔法が相手にぶつかった時点で爆発するようにしてみたり、
相手が硬直するように設定してハメてみたり……。
設定次第では空を飛んで本来行けない場所に行く、なんてこともできるそうだ。
「オープンワールド」のゲームは大量に存在するが、
この「トゥーワールド2」における魔法の自由度の高さはトップクラスらしい。

ステータスは自分でポイントを振り分ける方式なのだが、
特定人物に金を払えばリセット可能なので気楽に振ることができる。
魔法特化にしてもいいし、いわゆる「脳筋」でもラクに進める。
僕は近接戦闘寄りにしつつも、魔法で遊べるようにバランスを取った。
魔法で仲間モンスターを召喚して身を守りつつ、
自分も特攻というスタイルでダンジョンを攻略していった。

そんな具合にハマってしまい、一気にクリアしてしまった。
中盤、第3章から突然サブクエストが少なくなり、
終盤、第4章ではとうとう完全な一本道になり、
ラスボス戦に至っては、これまで培ってきたスキルが微塵も役に立たない等
見過ごせない部分も目立ったが、自由度の高さが全てカバーしている印象だ。

近々「ポケモン」の発売を控えているが、
オープンワールドの面白さにもう少し浸りたいので同種のゲームを購入してしまった。
これからハマりそうだ。
by nakayu1105 | 2013-10-02 21:07 | ゲーム | Comments(0)

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