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どこにいくの?

先日、会社の営業向けの研修に特別参加したのだけれど
内容は完全にその名を借りた
自己啓発セミナーだった。
大きな声を出したり、各種発声の練習をしたあと、
最後に講師はこう言った。
「全部終わったあとは、誰も見ていないのを確認してから礼をしてください」
なぜ、最後の最後にそんなことをする必要があるというのか。
だが、講師はこれこそが、一番大事なことなのだと言った。

「誰も見ていないのに礼をする。
 一見何の意味もありません。
 ですが、それによって感謝が生まれます。
 あなたの感謝は他人の感謝になったり、
 もちろんいいことばかりではないでしょうが、絶対に形になります。
 なにより、いい方向へと進もうとする自分を作ってくれるのです」


なるほど、新しい、よりよい自分を作るための、一種のおまじないなのだ。
どこか宗教じみているのだけれど、
自分自身を自分の手で変えていくという考え方だけは、かなり気に入った。

nkyです。
そしてやはり大切なのは、それを継続すること。
当たり前すぎる。でも、当たり前すぎて、難しくもあるんだよねぇ。
講師の方は汗だくになって、そんなことを熱弁していた。
こんな一生懸命な人が間違っているだなんて、あまり思いたくないな。
もちろんすべてが正しいとは限らない。
この問いに答えはない。
だから信じる道を進めばそれでいいの。

・小説
先日、「そして誰もいなくなった」を「ずるい」と書きました、が。
もう一度読み直し、クリスティ大先生と翻訳家の方に心の中で土下座しました。
ズルじゃなくて、そういう風に書いていて、見事にカムフラージュしているんだ、あれは。
そういう観点で見ると、完璧すぎる。
こんな完璧なものがあっていいものか!
恐ろしい気分になった。
 
きっと翻訳家の方も苦労されたことでしょう。
英文で書かれた原作を読むことはおそらく生涯ないでしょうから、
この方に感謝しておくことにします。
ただ、この翻訳と原作が別物みたいにほざくのは、
翻訳家の方を愚弄することになってしまうので、
「おもしろかったです、クリスティ」
と言っておきます。

現在は「トム・ソーヤーの冒険」を熟読中。
これは少年文学ではなく、かつて子供であった大人たちに向けた作品であると既に確信している。

・ライブ
今日、ライブというものに初めて行った。
仕事の関係で、なんとゲストという扱い!
俺とは全く縁のない感じの、オシャレで落ち着いた雰囲気のバーで、
地元出身の女性シンガーのライブを楽しんできた。
途中、色々とおもしろい話を聞かせてくれるおじさんがいたので、
その人の話を聞いてげらげら笑っていたのだけれど、
なんと、最後の最後で、仕事で何度かお世話になった方と判明。
電話でしか話したことがなかったので、とても驚いた。
しかも名刺を忘れるという失態。
けっこう偉い人だったので、大失敗だった。
地元音楽業界の、いい意味での世界の狭さは異常。
ライブはベース、ピアノ、シンガーだけで、終始しっとりとした感じですごくよかった。
また行きたいなぁ、歌うまかったなあ。
有名なジャズ・バーが近くにあるので、いつか行ってみようかなと思った。
(以前取材もしているが、これまでプライベートで行く気にはならなかった)


D(駄目人間)先生とエア・ホッケー対決を最近よくする。週二くらいで。
いつも俺が負けるというのがお約束なんだけれど、今日初めて勝った。
勝ったので、ここに記す。
(やなやつ)
Commented by ryu at 2009-11-24 07:54 x
>全部終わったあとは、誰も見ていないのを確認してから礼をしてください
言われてやってるんじゃ余り意味無いんですよね。
自発的にできて初めて成り立つ。

どうもこの礼に対する気持ちは日本独特のものらしい。
日本人は礼儀正しいと云われる所以なのかも。
Commented by nakayu1105 at 2009-12-06 13:27
そうそう、まさにその通り!
自分から感謝の「礼」ができてこそなんでしょうね。
剣道の礼もやっぱり感謝とか、自分への激励とか
そういう意味合いがあるそうです。
やってる当初はなんとも思ってなかったけど。

忘れないようにしたいものです。
by nakayu1105 | 2009-11-16 21:20 | Comments(2)

日頃あったことだとか、ゲームの感想だとか、そういうものを積み重ねていくブログです。 書いてる人/nky(ナカユウ・んきゅ)


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