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Here Comes A New Challenger!

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先日、久しぶりに「スト2」をやりに一人でゲーセンへ行った。
このゲームについてはもう飽きるほど書いたので、今更多くは語るまい。
とにかくやつらと一戦やりたくなったのだ。

「スト2」は今でもコアなファンに愛され続けているので、
近場のゲーセンに行けばとりあえず置いてある。
同じくらいやりこんだ「アウトラン2」とか「ギルティギア」なんかは
もう見かけなくなってしまったので、非常にありがたい。

さっそくゲーセンに入り、筐体を探す。
前に来た時と少しだけ配置が変わっている。
少しイヤな予感。新作ゲームを横目に、
レトロゲームのコーナーへ急ぐ。

すると、波動拳を撃つリュウの姿が見えた。助かった。
でも、周辺の様相が大きく変わってしまっていた。
……筐体は壁際に一台しかなかったのだ。
隣は別のゲームだ。要するに、対戦ができなくなったわけだ。

「スト2」において対戦は言うまでもなく
ゲームの根幹を担う要素の一つだ。
昔は横に設置されたりしていたそうだが、
今はトイメンが主流なので、相手の顔は見えない。

それでもプレーしていると、気配は感じる。
見学か、それとも自分が対戦するに値する相手なのか
「品定め」されているのか。
CPU戦をしているだけでも緊張が走る。

すっと、後ろから気配が消える。どっちなんだ?
胸がわくわくする。
この時点で別のところに行ってしまったら、
とりあえず「ナシ」。なぜかほっとする。
しかし筐体ごしに気配を察知すると、緊張がさらに増す。
やるのか? よっしゃ、来いよ。俺だって長いんだぜ。
あんたの技なんて全部さばいてやる。なんて気持ちになる。

「ヂャリン」というインカムの音が聞こえて、ゲームが止まる。
「Here Comes A New Challenger!」
わかっていてもどきりとする。「乱入戦」の始まりだ。

……つまりは、それが、ない。
とりあえずベガを二回倒して席を立ったが、
どうも満足できなかった。「スト2」の最新バージョン
「ハイパー」はCPUがそこらのプレイヤーよりも強いから、
いつもだったらノーコンクリアだけでも、
そこそこ嬉しいはずなのだが。

つまりは、あの緊張感がほしくてやっていたのだなと理解した。
たとえ乱入が来なくても「くるかも」という期待感があるから、
家庭用を持っていてもわざわざゲーセンまで足を運んでいたのだ。

nkyです。
「スト4」も地元ではもう人気が下り坂だ。
「ブレイブルー」だとか「ガンダム」とかにすっかり客を奪われてしまっている。
まあ、ネット対戦ができるからというのもあるだろうが。
でも、やっぱりゲーセンで対戦するのが一番わくわくするよね。

ちなみにこの帰り、久々にバッティングにも挑戦した。
足の経過は順調だ。しっかりスイングできる。
サク越え(自己評価)も何度か放ち、上々である。
by nakayu1105 | 2012-05-14 19:21 | ゲーム | Comments(0)

日頃あったことだとか、ゲームの感想だとか、そういうものを積み重ねていくブログです。 書いてる人/nky(ナカユウ・んきゅ)


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