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決戦、G軍団

俺は最近、
あいつのことが気になってしょうがない。
何処にいても頭から離れないのだ。
特に家にいるときなんかは
そわそわしてしまって
何も手につかないのである。
これは非常にこまったことだ。
だが・・・
それはべつに
隣の家に住む幼馴染の女の子でもないし、
電車でよく一緒になる眼鏡娘でもない。
それに。
思い出すだけで、
ぞっとするね。
あの黒光りした体と
長い触覚、
凄まじいまでのスピード
そして。
サイヤ人もびっくりのあのしぶとさ。
奴らはたぶん戦闘民族なんじゃないだろうか。
最近、三日連続でGと出会ってしまっている俺である。
泣きたい。
ナカユウです。
今日はこの話なので
Gの嫌いな方は見ない方がいいです。

そういうことなので、
テストの答案を書き終えた俺は
どうやって奴等と戦うべきか思案していた。
高校時代の十架曰く、
「昔、人類とGの間に何かあったのだろう。
だからこそ、人間はあれを見た瞬間恐怖を感じるのだ」
・・・なので、まともにやりあっても勝ち目はない。
現に、昨日ギタフリをやっている途中、
急に現れた時なんかは
一分ほど硬直してしまった俺だった。
確かにアレは恐怖なのだと思う。

つっても、何があったっていうんだろう。
まさか食い殺されたわけでもあるまい。
昔の人、教えてくれ。
答えが返ってくるはずもない。

結局、奴等を殺すために作られた
兵器を買うことにした。
かわいそうな気もするが
今の俺には虫に慈悲るほどの
余裕は残されていない。
テスト中だぞ、ちくしょう。

学校から帰る。
幸い、今日は給料日だ。
軍資金に困る事はない。
口座を見てみると8万近くの金が。
安自給ながらも、
ちょびちょび貯めてるのが幸いしている。
4000円ほどおろし、マツキヨへと向かう。
そこに向かう途中の俺は何かおかしかった。
奴等を倒せるとわかった途端、
笑いがとまらなくなっていたのだ。
「くくっ・・・やつらを・・・倒せるのだっ・・・くくっ・・・虫けらがっ・・・」
狂気っ・・・!
Gは人間を変えるっ・・・!

冗談はさておき。
マツキヨに特攻した俺は、
設置して巣ごと破壊するタイプのモノを購入した。
なんでも、一匹のGがそれを食べたら、
巣全体に広がるのだという。
まさに、やつらにとっては地雷そのものだ。
ここでも何か嬉しくなる。
あの恐怖から開放されるのだ。
笑いは奇妙な歌となって
周りの人を困惑させた。

家。
G地雷を部屋の色々なところに設置していく。
ここをGが通るのかと思うとゾッとするが、
おそらくアレだけ見かけるということは
部屋のすみずみまで奴らはいるのだろう。
結局、通りそうな所や、
見かけたところに設置した。

奴等ともう出会わないことを祈りたい。
そしてこの文章は、
テスト中の現実逃避である。
まぁ、真実だけど。
結果はそのうち。
by nakayu1105 | 2005-07-26 04:57 | Comments(0)

日頃あったことだとか、ゲームの感想だとか、そういうものを積み重ねていくブログです。 書いてる人/nky(ナカユウ・んきゅ)


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