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2021-2022

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2021年が終わりつつある。
今年は色んなことが起きた一年だった。
正直、語りきれないくらいの
抑揚のある一年だった。

そんな話題は置いといて、
例の「今年のベスト」を発表したい。
これも、やり始めて何年だ?
いい感じに蓄積してきたんじゃないか。

■ゲーム
こちらは「アウターワイルズ」をベストとする。
前に書いた通りだ。
今までにない体験をさせてくれた。
実は、ダウンロードコンテンツは大してやっていない。
キーとなるであろうイベントにたどり着けず、
やめてしまった。

かと言って攻略を見ると、魅力の9割を失う作品である。
なんだか心の支度ができてないまま
旅に出てしまった感覚なので
一旦やめた。
時期を見てやり直す予定。

ハマり度で言うと、次点は「ウマ娘」だろうか。
ただ衝撃度で言えば「ビートセイバー」「ラケットNX」などのVRゲーに軍配が上がる。
今年は僕にとってはVR元年と言えよう。

さらに、ここでは特に言ってなかったが
「カスタムオーダーメイド3D2」も凄かった。
今はこのソフトをベースにCG、動画作成、Vtuber配信の3つを行っている。

配信の中で一番盛り上がったのは「ワンショット」。
ツクール発のゲームらしい。
僕の配信はいわゆるケモナーが多く、
いちいち驚きを与えてくる演出も相まって
とてもいい配信になったと思っている。

■本
「テスカトリポカ」(佐藤究著)をベストとする。
今年の直木賞受賞作品。
犯罪組織が大きくなっていくクライム小説。
死ぬほど長いので一言で語り切るのが難しい。

何が面白いって、これってビジネスの話なのよ。
犯罪組織を創業者が立ち上げ、スモールな事業をしながら資産を貯め、
人材が集まり、組織が大きくなる。
そしてさらに大きな事業へ…という具合に、
犯罪組織の広がりが
一般的な会社の進歩と同質のものとして語られる。

そして、本質的な進化の根底にあるのが
人間の心理である点も実に興味深い。
人は人がいてこそ、大きくなれる。
どんな社会においてもそれだけは変わらないのだ。

あと、作中で登場するマヤ文明の言葉がめちゃくちゃカッコよかった。

次点は…「極夜行」(角幡唯介著)
昼が来ない状態のことを「極夜」と呼ぶらしい。
冒険家による、グリーンランド探検記。

犬の相棒が人糞を食いまくったり、
作者が熊谷の元記者だったり、
群馬県太田市のキャバクラに通っていたり、
探検の中で考えることが余程なかったらしい。
そんな話ばかり出てくる(笑)

序盤から大ピンチの連続で、
本当にノンフィクションなのか怪しいレベル。
でも、圧倒的におもしろい!

夜は人を狂わせる。
数ヶ月もの夜によって作者がおかしくなっていくのも興味深い。

■アニメ
「ウマ娘 プリティーダービー」(第二期)とする。
かの有名なトウカイテイオーの競馬人生を下敷きにした
文句なしの傑作である。

何がすごいって競馬へのリスペクトに溢れているところだ。
見た目は美少女キャラに変わっているが
描かれるのは泥臭いスポ根と、史実に近い絶望に次ぐ絶望である。
ふつうのアニメではこんな展開はやらないだろう、というような鬱展開が続く。
その先に待っているものは、ただひたすらの感動である。
こんなに泣ける作品はなかなかない。

■映画
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。
久々に複数回観に行った。

紛れもない完結。
エヴァの呪縛に囚われた人たちにとっては、まさしく卒業式であった。
強く支持します。

また、同等に面白かったのが「伝説巨神イデオン発動篇」。

もはやエヴァの元ネタ。
しかし、この映画には「生命力」みたいなものに溢れていて
映画の中では絶望ばかり描かれているが
なぜか希望じみたものを感じるのだ。
久々に「凄いものを見た」と言う感覚だった。

未見の人は、できればテレビ版から見てほしい。

■印象的だったこと
今年はラジオをほぼ一年通してやり切った。
リスナーは相変わらず増えていないが
ギリギリ、ラジオとして成立するくらいは来てくれている。
本当に感謝である。
昨日の一年総括配信も盛り上がってくれてよかった。

ゲーム配信も開始し、いくつかのゲームをクリアした。

また、この毎週のラジオのおかげで
人前で喋るのが随分と得意になった。
やはり継続は力なのだなぁと思う。

仕事においても、今年一年は躍進のひとこと。
仕事をしないで済むことに心血を注ぐバカどもとの闘いが終わり
僕の課はとても良くなった。

権力は人を腐らせる。
そしてラクな方に人は進む。
そんな時、日和ったらやられっぱなし。
そんな奴らにはバイソンのターンパンチのように
タメにタメて、カウンターを食らわせてやるべきだ。

今年はいつも以上に心を壊しながら、
色んな人とブチ切れながら戦い続けた。
その結果、相手にめんどくさい思いをたくさんさせることができた。
すると、ラクな方に進む習性に従って、彼らは姿を消したのである。
ラクに高給をもらうことができなくなったのだ。
あくまでも「まとも」になり、彼らにとっては得がなくなったわけだ。
まさに3年越しの勝利である。

今後、自分が腐る側にならないように注意しなくてはと思う。
まぁ、本来はそんなことができる環境じゃないのだが。


そんな訳で、とても前向きになれることが多かった一年だった。
この数年で一番いい一年だったのは間違いないだろう。
とか言って、これを書いた翌日の12月29日に
後輩には新幹線が取れないからとか言われ定時で帰られ、
同僚からはコミケに行くのにこれじゃ何もできないと当たられ、
ハッキリいってブチ切れる寸前までいった状態で彼らのぶんの仕事を終え、終電に乗ったわけだが
まあ、それを入れてもいい一年になったといえよう。
(ムカつきすぎて眠れなかったくらいなので、年始、彼ら彼女らには相応の対応をさせていただく予定だ)

昨年は「癒す年だった」などと書いていたが、
今年は癒した心を前に進めることができたと思っている。
そう、「復活の一年」は成ったのである。
離婚の傷はほとんどふさがった。
傷がなくなるわけではなく、跡は残っているけど
問題ないみたいな、そんな感じだ。


2022年はどんな一年になるだろうか。
ただ一つブレないことがあるとすれば、
僕は「僕がやりたいこと」に突き進んでいくだろう。

自分に素直に。
それが一番だからである。

やりたいことをやり続ける。そして進化する。
来年もそんな年にしたい。

いざ。

by nakayu1105 | 2021-12-31 11:28 | Comments(0)

日頃あったことだとか、ゲームの感想だとか、そういうものを積み重ねていくブログです。 書いてる人/nky(ナカユウ・んきゅ)


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